つちだリポート 関東選抜リーグ 第2戦

 先発・二番投手・魔の6回(松山)・7回(鈴木)を乗り越えられず

1 2 3 4 5 6 7 8 9
安 打 1 3 1 1 6
 明治安田生命 0 0 0 0 0 1 0 0 1 2
富士重工業 0 0 0 0 0 2 1 0 X 3
安 打 1 1 3 1 1 7

   関東選抜リーグ第2戦富士重工業戦に勝利を期待しいざ大田スタジアムへ

  異常気候の4月中旬晴天ながら今日も冷たい風がセンター方向に吹きまくっている。

  試合は5回まで両軍投手が好投の投手戦。特に富士重工業の先発柳沢投手は140K台のスピードを生かし明治安田は5回まで1安打(加藤選手)、5三振と抑えられる。

 61番荒川選手用にワンポイリリフーの投手交代、2番本田選手のとき投手交代(3人目)し2死無走者から3番小野寺センター前・4番加藤レフト線・5番増野レフト前の3連打で待望の先取点を挙げる。この回今年の明治安田の粘りある攻撃陣が頼もしい。

 しかし投手にとって魔の6回、無死からショート内野安打、次打者四球で無死12塁から犠打のバンドが内野安打となり無死満塁次打者センターへ犠打球し同点にされ続いてセンター前にタイムリーで2点目の逆転打を打たれる。

 7回明治安田は松山から鈴木へと投手交代。鈴木は先頭打者にいきなり3塁打の長打を浴びた後バッテリーエラー(ワイルドピッチ)で3点目を献上。これが決勝点となる。

 しかしこの回の明治安田の守備は見事//113塁のピンチ、内野手前進守備で追加点を許さない守りの中、三・遊間へヒット性の強いライナーをショート木内選手がジャンプで飛びつき好捕し3塁ランナーも刺しダブルプレーでピンチを防ぐファインプレーお見事

 9回先頭打者5番増野ショートエラーで出塁、6番野地選んで無死12塁、7番木内確実に犠打で123塁、8番森川ライト前にタイムリーで1点差、213塁で代打竹内(和)の一振りに期待もショートゴロのダブルプレーでゲームセット。

 試合を振り返ってみてJX−ENOES戦と同じく5回までは粘りのピッチングも6回に無死1塁から四球を与え相手にチャンスを与え2点を献上・7回も先頭打者の2球目高めのボールを左中間に運ばれ3塁打とワイルドピッチで追加点を与えた。打たれるのは活かしかたないが低めへの意識と配給に工夫を感じられた。特に投手群にはストライク先行で撃たせて取るピッチングを心掛けてほしい。四球も6(松山・4鈴木2)と多い。

 打撃陣はスピードボールに負けずセンター方向への打撃を期待。(振り遅れのセカンドゴロ4

  2死ランナーなしからでも3連打と粘りのある打撃は立派。8回に11塁から4番加藤の打撃はあわや逆転2ランホームランかと思わせるセンターへの大飛球も中堅手にフェンスに激突しながら好捕された。打った加藤・好捕した中堅手と素晴らしかった。

 試合の勝敗は投打の噛合せと運も無視できないが要は試合に勝つという執念をチーム一丸となって戦って欲しい。

 次回のHONDA戦で意地を見せて欲しい。
  

                                            土田 唯雄